運転手のストレス・体調を測定して事故やあおり運転を防ぐ
パナソニック、一部技術は2019年内をめどに車部品メーカーへ提案
パナソニックはカメラやにおいセンサーなどを使い、自動車の運転手のストレスや体調を総合的に推測するシステム(写真)を試作した。カメラで覚醒度を、においセンサーで恒常的なストレスを、シートにかかる圧力でリラックス度合いなどを測る。運転手の事故防止のほか、ストレスの蓄積などによるあおり運転解消などにつながるとみている。一部の技術については、2019年内にも車部品メーカーなどに提案する考えだ。
現在、実証を通じてカメラやセンサーから得たデータを蓄積することにより、機械学習と呼ばれる人工知能(AI)の分析精度を高めている。運転手の状態を分析した上で、エアコンや照明などを制御し、運転手のリラックス度合いを高めるシステムの開発も計画。住宅やオフィスにいる人の快適性を高めるシステムにも応用する。
現在、実証を通じてカメラやセンサーから得たデータを蓄積することにより、機械学習と呼ばれる人工知能(AI)の分析精度を高めている。運転手の状態を分析した上で、エアコンや照明などを制御し、運転手のリラックス度合いを高めるシステムの開発も計画。住宅やオフィスにいる人の快適性を高めるシステムにも応用する。
日刊工業新聞2018年10月16日