いすや机を備える“移動事務所車”、レンタル台数が倍増の理由

働き方改革が追い風に

 オリックス自動車(東京都港区、亀井克信社長、03・6436・6000)は、車内にいすや机を備える「移動事務所車(モバイルオフィスカー、写真)」のレンタル車両の台数を1年前と比べ倍増の215台まで増やした。土木・建設会社を中心に需要が高まっているほか、店舗開発業務などで流通・サービス事業者の利用も増えているため。「オリックス トラックレンタル」営業所の全61拠点で提供する。

 移動事務所車は日産自動車のバン「NV200」を改造しオフィス機能を加えた。いす・机のほか、エンジン停止時でも使用可能な簡易型エアコン、AC100ボルトの電源供給機能などを備える。2016年に一般レンタルを始めた。基本料金は12時間利用で1万3500円(消費税込み)となる。土木・建設会社では、移動事務所車は、現場担当者が車内でメールや日報の作成など事務業務を行うことで現場への直行・直帰を実現し、残業時間を減らすなどの狙いで導入される。

 政府が進める「働き方改革」の動きもあり、近年需要が伸びているという。

日刊工業新聞2018年10月10日

葭本 隆太

葭本 隆太
10月10日
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レンタル移動事務所車の存在をはじめて知りました。同サービスを導入した土木会社は、35%の残業削減を実現しているそうです。

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