日立ソリューションズ、「8時に始業し、16時半に終業」の朝型勤務を推奨

 SI(システム構築)業界は、顧客企業からの要望でシステムを構築する受託事業の占める割合が高い。顧客のスケジュールに合わせるため、長時間労働が常態化している。そこで各社は、自助努力で働きやすい環境作りを進めている。

 日立ソリューションズでは、朝型勤務を推奨。朝型勤務は8時に始業し、16時半に終業する。長時間労働の是正とワークライフバランスの向上が目的だ。

 2016年9月―17年3月と、18年2―6月の水曜日にはキャンペーンを展開した。期間中、社員食堂で朝ご飯を提供し、食堂は1日約100人が利用。食事が提供できない拠点には、コンビニエンスストアなどのレシートを提出することで、朝食費補助300円を支給した。

 日頃から朝型勤務する経営戦略統括本部グローバルビジネス推進本部経営管理部の島田佳余主任は「子どもが通院する水曜日をメーンに朝型勤務している。子どもと接する時間も増えた」とそのメリットを話す。

 スマートライフソリューション事業部通信サービス本部ビリングサービス部の柏木晃担当部長は部下や同期と期間中に食堂を利用していた。「朝は仕事以外の話でコミュニケーションをとっている。通常は定時後も仕事をしていたが、朝食を食べると定時に帰る意識になる」と述べた。

 人事総務本部労政部では「社員の提案で始めた。朝は頭もフレッシュで電話も鳴らないため、仕事の効率を上げてもらえるのではないか」と企業と社員双方への良い影響を期待する。

日刊工業新聞2018年10月10日

平川 透

平川 透
10月10日
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最近、三連休が多いです。バリバリと働きたくない僕にとって、週休三日ってちょうど良いなあと感じています。あるメディアで、外国の会社が給与そのまま週休三日にしたところ生産性も良く社員の精神コンディションも改善した、というような記事を読みました。慣習に縛られず、より良い働き方を模索し実施する組織が増えるといいなあと思います。

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