野菜・果物の“おいしさ”、スマホで誰でも手軽に判定
トマト、イチゴなど16品目に対応
マクタアメニティ(福島県伊達市、幕田武広社長、024・577・4301)は、人工知能(AI)を使い、野菜や果物のおいしさをグラフで数値化するスマートフォン用アプリケーション(応用ソフト)を発売した。イチゴやトマトなどの画像データを赤青緑の光三原色に分光してデジタル化しておいしさを分析する。対応する野菜などは16品目で順次増やすという。
光の波長を記憶したAIがデータベースの味覚情報と照合し、画像データを分析。おいしさを瞬時に判別してスマホの画面上に表示する。
個人農家が使う場合、料金は初期費用が3万円(消費税抜き)、他に月に数千円の使用料がかかる。アプリ開発のAIなどは同社のほか、NECや山形大学、SJC(仙台市若林区)などが協力した。
農産物のおいしさを数値化して表示する手段には味覚センサーなどがあるが、高価格で装置が大型になるため一般農家は手が出せない。マクタアメニティのアプリはスマホ対応のため操作が容易で、畑や店先などでも対応ができる。非接触なので農産物をつぶして液状化する必要もない。
スマホ表示ではあまい、すっぱい、にがい、コクがあるなどの項目に応じて、折れ線グラフで示す。すっぱいトマトでも「『これは炒め物にしたらいいです』などと提案が出来る」(幕田社長)。対応する農産物はトマトやイチゴ、キュウリ、リンゴ、ブロッコリーなど16品目で、これから増やしていく。
光の波長を記憶したAIがデータベースの味覚情報と照合し、画像データを分析。おいしさを瞬時に判別してスマホの画面上に表示する。
個人農家が使う場合、料金は初期費用が3万円(消費税抜き)、他に月に数千円の使用料がかかる。アプリ開発のAIなどは同社のほか、NECや山形大学、SJC(仙台市若林区)などが協力した。
農産物のおいしさを数値化して表示する手段には味覚センサーなどがあるが、高価格で装置が大型になるため一般農家は手が出せない。マクタアメニティのアプリはスマホ対応のため操作が容易で、畑や店先などでも対応ができる。非接触なので農産物をつぶして液状化する必要もない。
スマホ表示ではあまい、すっぱい、にがい、コクがあるなどの項目に応じて、折れ線グラフで示す。すっぱいトマトでも「『これは炒め物にしたらいいです』などと提案が出来る」(幕田社長)。対応する農産物はトマトやイチゴ、キュウリ、リンゴ、ブロッコリーなど16品目で、これから増やしていく。
日刊工業新聞2018年10月5日