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「転職」ポジティブ56%、全世代でネガティブ上回る

パーソルキャリア調べ
 パーソルキャリア(東京都千代田区、峯尾太郎社長、03・6213・9000)は、20―60代の会社員1200人の「転職に対するイメージ」調査を実施した。同社の転職サービス「DODA(デューダ)」で調べた。転職をポジティブにとらえていた割合は全体で56・4%と過半数を上回り、さらにすべての世代でポジティブがネガティブを上回る結果になった。転職が肯定的なイメージでとらえられている。

 20代と30代の会社員の70・8%が、自分の転職について「親が賛成してくれると思う」と回答した。自分の子どもの転職に「賛成」とする50代と60代の比率も64・3%に上った。終身雇用を背景にした就職イコール就社イメージも、過去のものになりつつあるようだ。

 調査した会社員の約半数の49・9%が、現在の会社では理想の働き方ができないと回答。転職経験がない会社員の約3人に1人が、現在転職を考えていると回答した。
日刊工業新聞 2018年9月26日
梶原洵子
梶原洵子 Kajiwara Junko 編集局第二産業部 記者
転職が当たり前になったことを数字からも実感できます。発表資料によると、60代で転職にポジティブなイメージを持つ人の割合は59.4%で、40代や50代よりも高いという結果でした。

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