三井住友アセット、資産形成を促すVRの使い道
高齢客ら対象のセミナーで今秋にも活用開始
三井住友アセットマネジメント(SMAM、東京都港区、松下隆史社長、03・5405・0555)は、証券会社や銀行の高齢客らを対象に開くセミナーで、仮想現実(VR)を使ったコンテンツの提供を今秋にも始める。第1弾としてエイチ・アイ・エス(HIS)と組み、ハワイのリゾート映像を使用する。当初は顧客の生活の質(QOL)の向上を高めるセミナーなどにVRを活用していく。
SMAMの講師が証券会社など、金融機関で実施するセミナー「エンジョイ・ユア・ライフ」にVRを導入する。VR機器とスマートフォンを新たに30台導入した。
同セミナーは、主に中高年の富裕層や投資初心者を対象に、健康や運動の習慣化などを紹介しつつ、お金を楽しいことに使うために資産形成の大切さを解説する内容。VRは、自身のセカンドライフを充実したものにするための一例としてリゾート映像を流し、臨場感を得てもらうために活用する。
「貯蓄から投資」が叫ばれる中、約1800兆円を超える家計の金融資産残高は、およそ半分を現預金が占める。SMAMでは、特徴的なセミナーを証券会社や銀行で実施することで、顧客の満足度を高めつつ、資産形成層の拡大や、自社で扱う投資信託の販売拡大につなげたい考え。
SMAMの講師が証券会社など、金融機関で実施するセミナー「エンジョイ・ユア・ライフ」にVRを導入する。VR機器とスマートフォンを新たに30台導入した。
同セミナーは、主に中高年の富裕層や投資初心者を対象に、健康や運動の習慣化などを紹介しつつ、お金を楽しいことに使うために資産形成の大切さを解説する内容。VRは、自身のセカンドライフを充実したものにするための一例としてリゾート映像を流し、臨場感を得てもらうために活用する。
「貯蓄から投資」が叫ばれる中、約1800兆円を超える家計の金融資産残高は、およそ半分を現預金が占める。SMAMでは、特徴的なセミナーを証券会社や銀行で実施することで、顧客の満足度を高めつつ、資産形成層の拡大や、自社で扱う投資信託の販売拡大につなげたい考え。