「のどごし〈生〉」リニューアル奏功、何が効いた?

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パッケージには大胆なデザインを採用し、リニューアルをPRした
 キリンビールの第三のビール「キリン のどごし〈生〉」の5月のリニューアルが奏功している。第三のビールではトップブランドながら発売から13年目を迎えたこともあり、2018年は月次の販売量で前年実績割れが続いていた。大幅刷新で後味のスッキリさを強調したほか、パッケージで「最大のチャレンジだった」(マーケティング本部)という大胆なデザインを採用。6月以降の販売はプラスに転換した。

 のどごし〈生〉の18年の販売目標は3200万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、第三のビールでは首位。ただ、販売は伸びずに実績割れに直面していた。そこで本格テコ入れのためリニューアルを実施。中身では飲み応えと後味のバランスの特徴について、飲み応えを変えずにスッキリさを高めた。パッケージでは缶中央に「新!」と赤い字で大胆にデザインし、リニューアルをPRした。

 合わせてテレビCMや販促活動を強化した。この結果、6月は販売数量が前年同月比7%増に前月のマイナスから一気に浮上。7月も同4%ほどのプラスで着地した。さらに8月も増産体制をとり、当初計画比15%増、9月も同10%増に引き上げる。

 キリンビールでは好調な販売について、「消費者にリニューアルしたことが分かりやすく伝わった」(同)としている。また、刷新を機に同商品のリピーターに戻ったケースも出ているという。

日刊工業新聞2018年8月30日

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これだけ狙い通りに行くと、仕事が楽しいだろうなあ。

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