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ミツカンと日清食品チルドがタッグ、鍋のしめの麺もっとおいしく

鍋つゆと鍋専用生麺を開発
 ミツカンと日清食品チルドは、鍋つゆと鍋専用生麺を共同開発し、27日に発売する。両社の共同開発は初めて。鍋つゆはミツカンが初めて手がけた要冷蔵タイプで、豊かな風味が特徴。日清食品の生麺は下ゆで不要で、そのまましめとして鍋に入れられる。スーパーなどの店頭で両商品を並べて訴求する。

 鍋つゆ「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズは「寄せ鍋つゆ濃縮タイプ=写真」「キムチ鍋つゆ濃縮タイプ」「ちゃんぽん鍋つゆ濃縮タイプ」の3種。容量170グラムで価格は350円(消費税抜き)。生麺「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用」シリーズは「生うどん」「生ラーメン」「ちゃんぽん麺」の3種。内容量2玉200グラム(ちゃんぽん麺のみ300グラム)で価格は200円(消費税抜き)。

 ミツカンによると鍋のしめを行う家庭のうち約8割が麺類を選んでいるという。両社は、「しめの麺をもっとおいしく」をコンセプトに共同開発した。
日刊工業新聞2018年8月1日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
鍋のしめを行う家庭のうち約8割が麺類を選んでいるという調査結果に驚きました。ただ、アンケート調査自体が複数回答なので、お米も6割います。とはいえ、しめは米より麺が主流のようです。ちなみに鍋を食べた際に、しめを行う家庭は6割でした。

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