「出前一丁」50周年、「創業商品は我々の資産」(日清社長)

新商品はごまラー油の香りをアップ

 日清食品(東京都新宿区、安藤徳隆社長)は、即席袋めんの「出前一丁5食パック」とカップめんの「出前一丁どんぶり」を、2月5日にリニューアルする。特徴であるごまラー油の香りをアップさせた“香り華やぎごまラー油”にした。どちらの商品も、1食当たりゴマ約1000粒分のセサミン(10ミリグラム)を配合。出前一丁は2018年で発売50周年を迎える即席めんのロングセラー。

 チキンラーメンは今年が発売60周年になるため、全国各地で屋台のキャラバン隊や限定商品などさまざまな催事を計画している。日清食品ホールディングスの安藤宏基社長は「創業商品が今なお売り上げを伸ばしているのはすごいことで我々の資産。今後はよりクリエイティブな発想が肝要」と語る。

 チキンラーメンブランドでは2018年は過去最高の国内売上高を目指す。株価も上昇し現在は8000円台。「20年の時価総額1兆円に向け構造設計はできており、着実に実行していく」と先を見据える。

 

日刊工業新聞2018年1月25日の記事に加筆

日刊工業新聞 記者

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01月28日
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日清は中高年層向けの市場開拓も進めている。「カップヌードル」や「チキンラーメン」「どん兵衛」のブランドで、それぞれシニア向けの商品を発売している。丼でなく、おわんで食べるサイズをうたい、1食当たりの重量はチキンラーメンで30グラムと通常品の半分以下。シニア世代が育った時代はカップヌードルなどの黎明(れいめい)期と重なる。「特別な宣伝をしなくとも、なじんだブランドイメージで定番買いしてくれる。大変ありがたい存在」と安藤徳隆社長は指摘する。同社はコラーゲンなどを配合したプレミアム商品「カップヌードルリッチ」も発売。減塩化も進めている。
(日刊工業新聞第二産業部・嶋田歩)

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