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ペットボトルコーヒーがブーム、草分け「クラフトボス」は販売目標3割増に

6月末時点で目標の8割達成
ペットボトルコーヒーがブーム、草分け「クラフトボス」は販売目標3割増に

「クラフトボス」はスッキリとした飲みやすさやスタイリッシュなパッケージが受けている

 サントリー食品インターナショナルは、ペットボトルコーヒー「クラフトボス」シリーズの2018年の販売目標を当初比で約33%増の2000万ケースに上方修正した。同社はペットボトル入りコーヒーでは草分け。従来の缶コーヒーにない、スッキリとした飲みやすさやスタイリッシュなパッケージが受け、17年に発売し1000万ケースのヒットを飛ばした。

 18年も好調な販売を見込み、当初の販売目標は1500万ケースに設定した。ペットボトルコーヒーのブームに火が付き、飲料各社が参入したことで市場がさらに拡大した。クラフトボスは6月末時点で目標の8割に当たる1200万ケースを突破した。このため目標を引き上げた。

 同社は6月からシリーズの「ブラック」、「ラテ」のほかに、砂糖やミルクを控えめにした「ブラウン」をラインアップに加えた。これによりさらなる拡販を目指す。
日刊工業新聞2018年7月24日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
先日はサントリービールがペットボトル入りのノンアルコールビール風味飲料「オールフリー オールタイム」を発売するなど、ペットボトル入り飲料がブームな印象です。ちなみに「クラフトボトル」は情報・サービス業の就労人口の増加(=デスクワークが中心の働き方人が増加)を踏まえ、ゆっくりと時間をかけて楽しめるコーヒーとして開発されたそうです。

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