熱中症対策にはこの1本、飲料各社が関連商品を熱烈PR

予防啓発活動も展開

 キリンビバレッジやアサヒ飲料などが2018年夏の熱中症対策として関連商品の販売を強化している。アサヒ飲料はペットボトル入りの乳性飲料のラインアップを拡充。キリンビバレッジは熱中症の救急搬送者の割合が多い西日本地域の各市で、熱中症予防に関するイベントなどで啓発活動に取り組み、関連商品をアピールしている。

 アサヒ飲料は宮古島の「雪塩」を加えた乳性飲料「濃いめの『カルピス』」などのほか、乳性果汁飲料「夏みかん&『カルピス』」と「『カルピスソーダ』スイートレモン」を投入した。熱中症対策商品として食塩相当量を100ミリリットル当たり0・1グラムにした。

 また、アサヒグループ食品(東京都渋谷区)は、環境省が推進する「熱中症予防声かけプロジェクト」のシンボルマーク入りの塩分補給商品を開発。沖縄県産の塩を使い6種類のビタミンを配合した栄養機能食品「塩レモンキャンディ」や、種を除いた梅干しをフリーズドライにした粉末を練り込んだ「梅干し純タブレット」などを発売した。

 キリンビバレッジは11年に発売した塩分・水分補給飲料「世界のKitchenから ソルティライチ」を、熱中症対策商品として引き続き提案する。この一環として、熱中予防声かけプロジェクトに賛同し、京都市、大阪市、福岡市で、地元や観光客向けにイベント・ポスターなどを通じ、予防の啓発活動を実施。対策商品をアピールする。

 気象庁の6―8月の3カ月予報によると北海道から沖縄県まで全国的に気温が高くなるとみて、熱中症に対する注意を呼びかけている。アサヒグループホールディングス(GHD)が17年に実施した調査によると、全体の7割以上が「熱中症予防・対策」を実践しており、具体的には「こまめな水分補給」を実施していることが分かったとしている。
「カルピスソーダ」スイートレモン

日刊工業新聞2018年6月21日

葭本 隆太

葭本 隆太
06月23日
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環境省は熱中症予防情報サイト(http://www.wbgt.env.go.jp/)で「暑さ指数」なるものを紹介しています。こういった情報の取得も熱中症対策には大事ですね。

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