導入費は5000万円、「IoT× 制御」で農場運営を最適化
大起理化工業(埼玉県鴻巣市)が、IoT(モノのインターネット)で農場の運営を最適制御できる「IoT対応型環境計測・制御システム」を商品化した。温度や湿度、日照だけでなく、土壌水分計や養分計などさまざまなセンサーを設置する。そのビッグデータを基にかん水したり、温度調整したり、さまざまな制御を自動的に行う。農業の人手不足対策として年間2―3件の販売を目指している。
ビニールハウスなどを制御する施設環境計測装置と露地農場を管理する気象観測装置などで構成。監視カメラの映像も含め、あらゆる情報を離れた場所のパソコンやスマートフォンで見られる。
すでに農薬分析などを手がけるエスコ(長野市)の試験農場に提供した。通信・クラウド環境の設定や設置工事まで一貫して行う。価格は5000万円程度。今後は「農業のIoT化に貢献できる。農家に売り込みたい」(大石社長)としている。
ビニールハウスなどを制御する施設環境計測装置と露地農場を管理する気象観測装置などで構成。監視カメラの映像も含め、あらゆる情報を離れた場所のパソコンやスマートフォンで見られる。
すでに農薬分析などを手がけるエスコ(長野市)の試験農場に提供した。通信・クラウド環境の設定や設置工事まで一貫して行う。価格は5000万円程度。今後は「農業のIoT化に貢献できる。農家に売り込みたい」(大石社長)としている。
日刊工業新聞2018年7月16日