トヨタ生産方式で農業に参入

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植物工場内の栽培室
 トヨタ生産方式(TPS)で作ったベビーリーフはいかが―。豊田鉄工は28日、愛知県豊田市で植物工場「アグリカルチャーR&Dセンター」を稼働させた。主力の自動車プレス部品で培った品質管理やTPSなどのノウハウを生かし、農業に参入する。まずはミズナやルッコラなど8種の葉物野菜を混ぜたベビーリーフを栽培。6月20日から主に東海地方の食品スーパーなどで店頭に並ぶという。

 同社の独身寮だった土地に約5億円を投じて植物工場を建てた。建築面積は746平方メートル。年約85万袋のベビーリーフを出荷し、売上高は年1億2000万円を計画する。1袋の市場想定価格はスタンダードタイプで158円(消費税抜き)。

 工場はTPSの考え方に沿い、腰を曲げるなどの重労働を軽減。また植物が発育しやすいように波長を調整した発光ダイオード(LED)を採用するなどし、高速栽培と栄養価の向上を目指す。宝田和彦社長は「ベビーリーフにとどまらず、研究開発を通じて新しい価値やビジネスモデルを提案していく」と語った。

日刊工業新聞2018年5月29日

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人の負担が少なくて、効率の良い生産法は色々なところで応用が進んでほしいです。

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