ドコモショップの混雑緩和へ、AI活用で携帯電話端末のネット通販拡大

2020年度までに比率2割に引き上げ

 NTTドコモは2020年度をめどに携帯電話端末のインターネット通販比率を17年度の3・5%から20%に引き上げる。18年度計画は5%で、大幅に引き上げることを目指す。現在はドコモショップなどの店頭販売が主流だが、土日を中心に混雑し、待ち時間も長い。人工知能(AI)の活用などでネット通販でもわかりやすく効率的な機種変更を実現し、顧客満足度の向上や代理店の負担軽減につなげる。

 AIが利用者の行動や状況を学習して最適な情報をスマートフォンに提供するNTTドコモのサービス「マイデイズ」を活用する。利用者の契約情報から端末の更新時期を予測し、個人の特性や好みに合った契約プランや機種を推奨できるようにするなど、マイデイズが契約に関する各種情報を支援することでネット通販でもわかりやすい機種変更を目指す。現状のドコモオンラインショップでは運転免許証などの本人確認書類とクレジットカードがあれば新規契約、機種変更、他社からの乗り換え(MNP)ができる。

 ただ同ショップの知名度不足に加え、契約や端末の初期設定のわかりにくさから店員に相談できる店頭販売がほとんどなのが実情だ。ドコモの17年度の携帯電話販売台数は2546万台。混雑で新機種購入までに時間がかかっており、販売代理店やコールセンターの負担も増えていた。

日刊工業新聞2018年7月12日

葭本 隆太

葭本 隆太
07月12日
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ドコモショップに限らず、携帯ショップはどこも混んでいますよね。混雑緩和につながるか、AIの能力が問われそうです。

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