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変形する搭乗型の知能ロボット

千葉工大fuRoと山中俊治氏が開発
変形する搭乗型の知能ロボット

プレスリリースより

 千葉工業大学未来ロボット技術研究センターは、変形して乗り物や運搬などの複数の役割を果たすロボット「CanguRo(カングーロ)=写真」を開発した。ライドモードでは人が乗って移動し、ロボットモードでは人の後ろを追い掛けて荷物を運ぶ。展示会などでコンセプトを発信していく。

 カングーロは全長55センチメートルで重量64キログラム。時速10キロメートルで走行する。3次元(3D)レーザーセンサーで周囲を計測して、利用者を認識する。ロボットモードでは自律的に移動し、利用者の後ろを追跡できる。

 変形してライドモードになると人が乗って運転できる。障害物回避機能や自動ブレーキ機能を搭載した。振動スピーカーが埋め込まれており、生き物のように拍動する。搭乗者はビートで速度を感じ、ロボットとの一体感を感じられる。
日刊工業新聞2018年7月11日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
プロダクトデザイナー山中俊治氏が開発に関わっています。 移動ロボットというよりかは、「友人・家族とのコミュニケーションロボットとなる。遠方にいても、スマートフォンやタブレットPCで呼び出すと、(中略)指定の場所まで完全自動操縦機能で迎えに来てくれる」(プレスリリースより)、パートナーのような存在です。アニメやSFの世界観です。 Canguroはカンガルーのイタリア語です。

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