川重、無人潜水機を実証。英でロボットアーム作業へ

20年度に商用化

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海底パイプライン検査用ロボットアームを備えたAUV(イメージ)
 川崎重工業は5日、英国スコットランドで海底パイプラインの検査用ロボットアーム付き自律型無人潜水機(AUV)の実証実験を始めると発表した。現地の海上試験場「TUC」と10月に実施することで基本合意した。潮流によるAUVの姿勢の乱れにかかわらず、ロボットアーム先端の検査ユニットをパイプラインに近接し続ける技術を検証する。

 同様の試みは世界初という。川崎重工は海底エネルギーのパイプラインのメンテナンス需要が増えるとみて、AUVの開発を進めている。

 現在開発中のAUVは、海中での充電や収集した検査データの母船への転送などによる海中作業の長時間化を可能としつつ、海底パイプラインを自律的に認識・追跡し、目標物を至近距離から検知し続ける。20年度にロボットアーム付きAUVを商用化する。

日刊工業新聞2018年7月6日

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明豊
デジタルメディア局
局長

2017年11月にはTUCで、充電ステーションの自動ドッキング、非接触充電、大容量光通信の実証実験に成功した。

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