研究者の新たな発想生み出すカギは日本庭園?
アークレイが庭園望めるワーキングエリア新設
医療機器メーカー、アークレイ(京都市上京区、松田猛社長、050・5830・1000)の本社研究所は、江戸時代から続く日本庭園「擁翠園(ようすいえん)」の中にある。松田社長は「気分転換で散歩したら、社員に新たな発想が生まれるかも」とにんまりする。
そんな本社研究所に今月、庭園を望め、170平方メートルの規模で96席あるカフェ風ワーキングエリアを新設した。同社の“働き方改革”の一環で、社員同士の議論活性化やコミュニケーション深化を狙う。本社研究所は昨秋、就業時間後に開店する社員向けバーも無料化している。
ワーキングエリアは床やいす、ソファをほぼウッド調でまとめ、庭園と無機質な実験室との間をつなぐデザイン。ひな壇とモニターも置き、プレゼンテーションの練習も可能。正社員の身障者バリスタがコーヒーを提供する。利用者は多く、松田社長は「気軽に議論できる場からの化学反応に期待したい」と話す。
そんな本社研究所に今月、庭園を望め、170平方メートルの規模で96席あるカフェ風ワーキングエリアを新設した。同社の“働き方改革”の一環で、社員同士の議論活性化やコミュニケーション深化を狙う。本社研究所は昨秋、就業時間後に開店する社員向けバーも無料化している。
ワーキングエリアは床やいす、ソファをほぼウッド調でまとめ、庭園と無機質な実験室との間をつなぐデザイン。ひな壇とモニターも置き、プレゼンテーションの練習も可能。正社員の身障者バリスタがコーヒーを提供する。利用者は多く、松田社長は「気軽に議論できる場からの化学反応に期待したい」と話す。
日刊工業新聞2018年6月5日