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パルコで接客ロボットの実証実験中、一体何ができる?

パルコで接客ロボットの実証実験中、一体何ができる?

名古屋PARCOで実証実験中の自走ロボット「シリウスボット」

 お店にご案内します―。パルコは商業施設用自走ロボット「シリウスボット」を名古屋PARCO(名古屋市中区)で28日まで実証実験中だ。同店西館7階のレストラン街で、客に食べたい料理を尋ねてお勧めの店舗を示し店先まで誘導する。

 東京都立産業技術研究センター(都産技研)、日本ユニシスと共同でシリウスボットを試作した。日本語と英語に応答でき、客が探す店舗や商品を全館の中から紹介し、トイレなども案内する。さらに無線識別(RFID)技術を使い商品に取り付けた電子タグを読み取れ、人手で何時間もかかる商品の棚卸し業務を10分程度でこなす。

 「ロボットで求人難を補いたい。既製品のロボットは望む作業には限界がある」とパルコグループICT戦略室の伊藤健氏は自社開発の狙いを説く。聞き取り能力や返答内容の精度の改善を進め、2020年の本格導入を目指している。
日刊工業新聞2018年5月23日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
着ぐるみをかぶせちゃえば役に立つのでは? 会話ができる着ぐるみロボは子供を中心に興味を持ってもらえそうですし、狙った店に親を誘導できるかもです。色々なコラボレーションもできます。 ロボットがむき出しだとあまり使われなさそうですし、また、多くの来客に対応するためにそれなりの台数を用意すれば邪魔になってしまいます。

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