帝人、スポーツ用ウエアラブルへの本気度

2025年度に売上高100億円目指す

 帝人フロンティア(大阪市北区、日光信二社長)は24日、ウエアラブル製品の開発強化に向け、スポーツセンシング(福岡市南区)との共同出資会社を設立すると発表した。帝人の繊維技術とスポーツセンシングの測定技術を組み合わせ、スポーツや健康分野向けに開発成果を展開する。帝人フロンティアのウエアラブル事業として、2026年3月期に売上高100億円を目指す。

 新会社「帝人フロンティアセンシング」(福岡市南区)は27日付で設立予定。資本金は5000万円で、帝人フロンティアが9割、残りをスポーツセンシングが出資する。社長はスポーツセンシングの沢田泰輔社長が兼務する。

 同日、都内で会見した帝人フロンティアの日光社長は「トップ選手の動作をウエアラブル製品で解析し、アマチュアの指導に生かすといったサービスも検討する」と説明。スポーツセンシングの沢田社長は「帝人の繊維技術を活用することで、激しい運動中もセンサーがずれにくいなど革新的なウエアラブル製品を実現できる」と連携に意欲を示した。

日刊工業新聞 2018年4月25日

斉藤 陽一

斉藤 陽一
04月28日
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 新会社はスポーツ分野以外の取り組みとして、労働環境改善のための製品・サービスを法人向けに展開することも視野に入れているとのこと。屋外で働く人の疲労度をウエアラブル製品で測定・解析したり、ドライバーの居眠り検知にウエアラブル製品を活用したりすることを検討するそうです。

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