服の刺しゅうで生体情報計測。ファッション性の高いウェアラブルセンサーも
帝人と関大、圧電センサー開発
帝人は関西大学と共同で業界初のセンシング技術「圧電刺繍〈しゅう〉(e―stitch)」を開発した。衣料用の生地に糸状の圧電体を刺しゅうすることで、着用者の生体情報を計測できる。生地を選ばず、簡単に圧電体を取り付けられる。今後、介護やスポーツ用の衣料品などに応用を進める。
糸状の圧電体は2017年に開発した圧電体を組みひも状にしたウエアラブルセンサー「圧電組紐(ひも)」に使用したものを使う。
多様なパターンの刺しゅうを生地に施し解析することで、人体の動きと連動する生地の「曲げ」「ねじり」「伸縮」などを計測できるほか、ファッション性を兼ね備えたウエアラブルセンサーもつくれる。
介護やスポーツ用のほか、ペットの動きを計測し見守りができるウエアなどへの応用も期待できるという。
糸状の圧電体は2017年に開発した圧電体を組みひも状にしたウエアラブルセンサー「圧電組紐(ひも)」に使用したものを使う。
多様なパターンの刺しゅうを生地に施し解析することで、人体の動きと連動する生地の「曲げ」「ねじり」「伸縮」などを計測できるほか、ファッション性を兼ね備えたウエアラブルセンサーもつくれる。
介護やスポーツ用のほか、ペットの動きを計測し見守りができるウエアなどへの応用も期待できるという。
日刊工業新聞2018年1月19日