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AI搭載のECUが自動運転の“エッジインテリジェンス”を加速させる!

住商とAZAPAが共同開発へ
AI搭載のECUが自動運転の“エッジインテリジェンス”を加速させる!

トヨタがCESで公開した完全自動運転機能の「eパレット・コンセプト」

 住友商事は18日、AZAPA(名古屋市中区)と人工知能(AI)アルゴリズムを搭載した自動車制御コンピューターの共同開発に着手すると発表した。自動車における制御コンピューター(ECU)は、エンジンやモーター、カーナビなどのシステムを統合制御する装置。住友商事とAZAPAは、走行時の外部環境や自動車の性能を学習し、自動的に制御ルールを構築する、AI搭載ECUの開発を目指す。

 住友商事は自動車分野における新技術の開発、実用化促進を目的に、技術と顧客や市場との橋渡しとなるプラットフォームの構築に取り組む。

 AZAPAとの連携はその第一弾となる。ECUの自動車1台当たりの搭載数は現状、平均20個程度だが、2025年には30個以上に増えると予想されている。ECUを人工知能搭載ECUに統合することで、車両重量や使用電力量の削減、燃費向上の実現が可能となる。
日刊工業新聞2018年1月19日
八子知礼
八子知礼 Yako Tomonori INDUSTRIAL-X 代表
走行状態のリアルタイムなデータに基づく学習を車内ネットワークに接続された複数のECUでリアルタイムに実現。走行状態のみならず運転の必要がない車室空間を快適に演出するためにも、エッジインテリジェンスが自動運転車ではますます加速する時代に。

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