運転席に飲酒センサー、エフェクトが運送業者にシステム提案
エフェクト(福岡市博多区、光安淳社長)は、自動車の運転席周辺の空気に含まれるアルコール濃度を計測するシステムを開発した。計測データは管理者がリアルタイムで把握でき、飲酒運転防止につなげられる。2018年春をめどに発売し、運送業者やバス事業者など向けに利用を提案する。
システムは運転席のハンドル前に設置するセンサーがアルコール濃度を常時測定する。基準値を一定時間超えるとセンサーから車内の通信機器を通じて管理者の車両運行管理システムやメールなどに知らせる。
センサーは測定範囲を30センチ―50センチメートルに設定することで運転者が呼吸した空気を検知する。センサー内蔵の発光ダイオード(LED)ランプが点灯して運転者にも知らせ、自覚せずに飲酒運転となる状況を防ぐ。
センサーは体温や心拍数などの生体情報の計測への置き換えも可能。光安社長は「(歩行者だけでなく)運転者の安全を守るためにもシステムを広げたい」としている。
同社は12年設立。主にソフトウエアの受託開発を手がける。
システムは運転席のハンドル前に設置するセンサーがアルコール濃度を常時測定する。基準値を一定時間超えるとセンサーから車内の通信機器を通じて管理者の車両運行管理システムやメールなどに知らせる。
センサーは測定範囲を30センチ―50センチメートルに設定することで運転者が呼吸した空気を検知する。センサー内蔵の発光ダイオード(LED)ランプが点灯して運転者にも知らせ、自覚せずに飲酒運転となる状況を防ぐ。
センサーは体温や心拍数などの生体情報の計測への置き換えも可能。光安社長は「(歩行者だけでなく)運転者の安全を守るためにもシステムを広げたい」としている。
同社は12年設立。主にソフトウエアの受託開発を手がける。
日刊工業新聞2018年1月10日