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レクサス「LS」、ハンドル保持の有無をセンサーで検知

豊田合成が供給
 豊田合成は、トヨタ自動車が発売した高級車ブランド「レクサス」の新型セダン「LS」向けに、運転手のハンドル保持の有無を検知する「グリップセンサー付きハンドル」の供給を始めた。

 国内メーカーが同ハンドルを開発したのは初めてという。自動運転技術を含む高度運転支援システムでは、安全や法律の上でハンドル保持の検知が重要となってくるため、今回の受注を弾みにして需要を取り込みたい考えだ。

 ハンドルのリング部分にセンサーを内蔵し、ハンドルを握っているかどうかを高精度に検知する。冬季などにハンドルを暖めるヒーターエレメントと保持検知のセンサーエレメントを業界で初めて一体化し、軽量化にもつなげた。

 同社は自動運転技術の普及を見据え、美和技術センター(愛知県あま市)に電波暗室も導入して関連モジュール(複合部品)の開発を推進する。
日刊工業新聞2017年10月23日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
自動車側面の窓ガラスと窓枠の隙間をふさぐ樹脂部品「ガラスラン」の新製品も「LS」に採用され、トヨタからチーフエンジニア特別賞を受賞している。

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