マツダの次世代小型車向けボディー、超ハイテン比率大幅拡大へ
「ウルトラハイテン」9%から36%に。次期「アクセラ」から採用
マツダは2019年に市場投入予定の次世代小型車向けボディーで、超高張力鋼板(超ハイテン)の使用比率を大幅に高める。引っ張り強度が780メガパスカル以上の鋼材の質量比率は、現行の18%から45%に拡大。特に同980メガパスカル以上の「ウルトラハイテン」は9%から36%と大幅に増やす。高強度な鋼材を増やしてボディーを軽量化し、燃費性能の向上につなげる。
ウルトラハイテンの内訳は、同1180メガパスカル級鋼板が現行車0%から17%、同1310メガパスカル級鋼板が同じく0%から5%となり、新規採用を大幅に増やす。同980メガパスカル級は現行車の3%から8%となる。これらはいずれも冷間プレス部品。
同1500メガパスカル級以上となると熱間プレスする必要がある。これらホットスタンプ材の比率は6%で変わらないものの、現在のBピラーと前後のバンパー補強材に加え、床面前部の左右に配置する通称「スキー板」と呼ぶ補強材にも適用する。
マツダは複数の車種の構造をあらかじめ共通化した上で、車種ごとに共通する部品と異なる部品を切り分けて設計する「コモンアーキテクチャー」と呼ぶ手法をとる。
ウルトラハイテンの内訳は、同1180メガパスカル級鋼板が現行車0%から17%、同1310メガパスカル級鋼板が同じく0%から5%となり、新規採用を大幅に増やす。同980メガパスカル級は現行車の3%から8%となる。これらはいずれも冷間プレス部品。
同1500メガパスカル級以上となると熱間プレスする必要がある。これらホットスタンプ材の比率は6%で変わらないものの、現在のBピラーと前後のバンパー補強材に加え、床面前部の左右に配置する通称「スキー板」と呼ぶ補強材にも適用する。
マツダは複数の車種の構造をあらかじめ共通化した上で、車種ごとに共通する部品と異なる部品を切り分けて設計する「コモンアーキテクチャー」と呼ぶ手法をとる。
日刊工業新聞2017年10月12日