お茶の水女子大が“女性リーダー育成塾”をリニューアル、その狙いは?

研究成果を生かした新講座も

女性ビジネスリーダーの不安や迷いを講座で解消する(お茶の水女子大提供)

 お茶の水女子大学は社会人向けの女性ビジネスリーダー育成塾を2019年度に強化する。ジェンダー平等や、被服心理学に基づくパーソナルブランディングなど、同大教員の研究を生かした単発講座を新設。本講座は半分をリニューアルし、単発講座と連動させる。女性に多い上位職挑戦に対する不安感の解消が狙い。ブリヂストンや出光興産など定着してきた組織派遣と、低価格設定による個人参加の2本立てで拡大を図る。  女性ビジネスリーダー育成塾「徽音(きいん)塾」は、女性リーダーの研究・教育を専門とする同大グローバルリーダーシップ研究所が運営する。30―40代の中間管理職世代が対象。土曜日に異業種・異職種の受講生と学ぶことで、育児と日常仕事に終わらないモチベーション醸成や、組織の上位職を目指す意識を育てることを狙いとしている。  19年度のリーダーシップの本講座には「グローバル視点と女性リーダーの課題」「政治・経済から見た女性が上位職で活躍する力」「異文化コミュニケーション」などの講義・演習を設定する。これに先立ち「ジェンダー平等を考える」を1回の講座で開催。企業の人事担当者や、継続受講に悩む個人の判断に生かしてもらう。  同塾は14年度開講で1講座20人前後が受講する。受講前後のアンケートでは「管理職への昇進希望に変わった」「上司の気持ちを理解して意見できるようになった」との回答が多い。また、ビジネススクール進学の決断など迷いを吹っ切るケースが目立つという。受講後の継続交流の場もある。これにより法人派遣は日本品質保証機構など6社・機関程度になった。

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