室内の寒さが原因で家事がおっくうになる!?

旭化成建材などが調査

高断熱・高気密住宅体験棟「ネオマの家」の内観

 冬の寒い時期は温熱性能が高い住宅で暮らす人ほど料理や掃除などの家事をおっくうに感じず、室内空間の利用においても無駄がない―。旭化成建材と旭リサーチセンターが「住まいの温熱環境の実態と満足度」を調査し、結果をまとめた。温熱性の高い住宅に住む人の方が寒くて使いたくないスペースの比率が少ないなど、住宅全体のスペースの有効利用にもつながるという。  調査によると、温熱性が高い住宅に住む人は、室内の寒さが原因で料理や掃除、洗濯などの家事をおっくうに感じない場合が多いという。温熱性が高い住宅に暮らす人で「掃除をするのがおっくうに感じる」比率は17・6%、温熱性の低い住宅に暮らす人の比率は33・1%で、15・5%も差があった。  また温熱性が高い住宅で暮らす人の方が、入浴前後や睡眠・起床時に寒くてつらい思いをする人が少ない傾向にあるという。「脱衣所や浴室の寒さに震える」比率は温熱性の低い住宅に暮らす人では57%にのぼり、約25%の差があった。室内で服を3枚以上着る人の比率は、温熱性能が高い住宅では15・5%、温熱性の低い場合は46・9%で約30%の開きがあった。  空間利用についても、温熱性の高い住宅に住む人が「寒くて使いたくないスペースがある」と回答した比率が27・4%であるのに対し、温熱性が低い住宅に暮らす人は35・7%と、差があった。また、「居間や食堂など室内ドアを開放し、広い空間で生活している」という割合が、温熱性の高い住宅に住む人で49・6%となり、温熱性の低い住宅に住む人に比べ、約25%の差があった。  今回の調査は、一戸建て持ち家居住者を対象に、ウェブアンケートや訪問インタビューを通じて結果をまとめた。旭化成建材は高気密・高断熱の断熱材「ネオマフォーム」を販売しており、16年から年1―2回、マーケティングの一環として調査を実施している。ネオマフォームは、髪の毛の太さ位の微細な気泡構造で、発泡ガスの断熱性も高いのが特徴。  旭化成建材ではネオマフォームを使った2階建ての住宅体験棟「ネオマの家」を活用した宿泊体験などを通じ、情報発信する。

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