水素で動くゴルフカー、ヤマハ発動機が世界初公開
ヤマハ発動機の米国子会社は、水素エンジンを搭載したゴルフカーのコンセプトモデル「DRIVE H2=写真」を開発した。米国を中心に世界各地で販売している4人乗りのゴルフカーをベースに開発。25リットルの気体用高圧水素タンク2本を運転席下と後部座席背面に搭載した。
水素エンジンは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない。ヤマハ発動機では従来のエンジンの知見を生かしつつ、脱炭素対応が可能な技術として研究開発を進めている。これまでに発電機や4輪バギー(ROV)などで、水素エンジンを搭載したコンセプトモデルを発表している。
同ゴルフカーは26日まで米フロリダ州で開かれたゴルフ関連のイベントで世界初公開した。
日刊工業新聞 2024年01月29日