ヤマハ発動機は人間工学に基づき開発した新型サドルを搭載した電動アシスト自転車「ＰＡＳ　Ｗｉｔｈ　ＳＰ（パス　ウィズ　スーパー）」２０２４年モデル（写真）を３月２０日に発売する。座り心地を改善し、長時間使用しても疲れにくくした。消費税込みの希望小売価格は１７万３２５０円。日々の買い物や通勤など幅広い場面での利用を想定。国内で年２０００台の販売を計画する。

サドルは日本人の体形データを基に、９７・５％の体形をカバーできる大きな座面の設計とした。体にかかる負担を減らすためウレタンを増量した。

搭載するリチウムイオン電池（ＬｉＢ）は容量を従来モデル比０・４アンペア時増の１５・８アンペア時とした一方で、重さを同４５０グラム軽くし、サイズは同約２０％小型化した。急速充電器もサイズを同約４０％小型化して、玄関などの狭いスペースにも置きやすくした。