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首都圏マンション販売の平均価格、一段高で6200万円超え

首都圏マンション販売の平均価格、一段高で6200万円超え

昨年の首都圏マンション販売は埼玉県以外の地域で軒並み下回った(イメージ)

不動産経済研究所は首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で2022年1―12月に発売されたマンションが前年比12・1%減の2万9569戸になったと発表した。建設資材の価格高騰や供給の遅れを受け「施工の先行き不透明感が増し、供給が抑えられた」(担当者)。3万戸を割るのは2年ぶりとなる。

地区別では埼玉県が前年より6・0%増えた一方、他の地区は軒並み前年を下回った。特に東京・多摩地域は同19・2%減、東京23区が同18・8%減、神奈川県が同14・0%減と大きく落ちた。ただ、初月契約率は同2・9ポイントの悪化ながらも70・4%を維持。好調の目安となる70%を2年連続で上回る格好となった。

1戸当たりの平均価格は同0・4%高い6288万円。建設コストの増加などが響き、東京23区を除く全地区で一段高となった。

日刊工業新聞 2023年01月27日

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