日立製作所がデジタル事業強化で設立した2組織の役割
日立製作所は日立グループ全社のデジタル事業加速のため、日立デジタル(米カリフォルニア州)、グローバルロジックジャパン(東京都品川区)を発足した。日立のIoT(モノのインターネット)共通基盤「ルマーダ」のグローバル成長を加速させる。
日立デジタルは従来ITセクターのデジタル事業を統括してきた日立グローバルデジタルホールディングスの役割・機能を拡大し、社名変更した。エネルギーや交通、産業分野など、日立の海外拠点と連携を強化し、グリーン変革(GX)に関する戦略策定・実行を先導。顧客やパートナー企業との共創プログラム、共創拠点など、ルマーダのサービスやエコシステムの海外展開も図る。
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日刊工業新聞2022年4月4日