加工作業でアクリル板が割れないネジ
下穴不要の製品を八尾製鋲が発売へ
八尾製鋲(大阪府河南町、河野伸幸社長)は、下穴加工が不要なアクリル板用の鉄製ネジ「エーピーアルファ」を8月に発売する。アクリル板を割ることなく、ネジを取り付けでき作業性が高まる。消費税抜きの価格はネジ径3・8ミリ×長さ18ミリメートルのタイプで1本10円程度。ホームセンターなどで販売する。初年度6000万円の売上高を目指す。
アクリル板は下穴の加工をせずにネジを打ち込むと、板にヒビが入り割れる。エーピーアルファはネジの先端に樹脂をはき出す溝を付け、ネジ先端の角度を改良したことで、板への圧力を減らした。板同士をネジでつなぐ際に、取り付けた状態で加工できるため穴の位置がずれない。
使用可能なアクリル板の厚さは1ミリ―5ミリメートル程度。プラスチックや木の板にも対応する。今後、材質やサイズの種類を増やす。同製品は店頭の看板や、展示会などの大型パネルなどを取り付ける際に使用する。同社は主に、建材向け木割れ防止ネジを手がけており、アクリル板用ネジは初めて。
アクリル板は下穴の加工をせずにネジを打ち込むと、板にヒビが入り割れる。エーピーアルファはネジの先端に樹脂をはき出す溝を付け、ネジ先端の角度を改良したことで、板への圧力を減らした。板同士をネジでつなぐ際に、取り付けた状態で加工できるため穴の位置がずれない。
使用可能なアクリル板の厚さは1ミリ―5ミリメートル程度。プラスチックや木の板にも対応する。今後、材質やサイズの種類を増やす。同製品は店頭の看板や、展示会などの大型パネルなどを取り付ける際に使用する。同社は主に、建材向け木割れ防止ネジを手がけており、アクリル板用ネジは初めて。
日刊工業新聞2017年7月14日