WD、来週に「東芝メモリ」最終買収案を提示。合意困難か

CEO来日、日本企業側が3割以上を出資することには否定的

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WDのミリガンCEO(左)と東芝の綱川社長
 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の売却を巡り、米ウエスタンデジタル(WD)のスティーブ・ミリガン最高経営責任者(CEO)が来週来日し、最終的な買収案を提示することが1日、分かった。独占禁止法の審査が長引いた際に東芝を資金支援する計画や、雇用などに配慮し日本国内に新工場を建設する計画などを伝え、意見対立する東芝の理解を得たい意向だ。来週の会談で、東芝と合意に向けた道筋を付ける考え。

 WDは東芝メモリの第三者への売却に反対し、協業相手である自らが経営権を取得する形で買収を目指す意向を示している。出資パートナーとして政府系ファンド・産業革新機構や日本政策投資銀行のほか、利害関係が対立しない日本の事業会社が加わることは容認する姿勢。ただ日本企業側が、経営の重要事項を拒否できる3割以上を出資することは、否定的な考えを示した。

日刊工業新聞電子版2017年6月1日

COMMENT

明豊
執行役員デジタルメディア事業担当 DX統括

両者とも強硬でこのままいくと合意できないと感じます。

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