立教大と岩手大が陸前高田にキャンパス開設「つたえる、つなぐ、つくる」

研究者・企業の交流拠点に

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吉岡立教総長(左)と陸前高田市のマスコット「たかたのゆめちゃん」
 【陸前高田】岩手大学と立教大学は25日、国内外の学生・研究者や企業、行政関係者などの交流活動拠点「陸前高田グローバルキャンパス」を岩手県陸前高田市に開設した。愛称は「たかたのゆめキャンパス」。「つたえる、つなぐ、つくる」をコンセプトとし、津波や地震、防災の経験と大学の知見を生かし、防災や町づくり、地方創生につながる学びの場を目指す。

 旧陸前高田市立高田東中学校の2階と3階の教室を改修し、研究室や会議室などにして開設した。館内には、数時間―終日単位や、1週間以上の利用を想定したレンタルスペースのほか、一般開放するラウンジを設けた。

 学生や若手研究者向けを想定した研究室「シェアラボ」は95平方メートルで、1年間借りる場合は1日当たり250円で利用できる。全国の自治体職員向けに、災害対応に関する講義や訓練をする「陸前高田防災大学」も開講する。

 同日行った開所式で立教大の吉岡知哉総長は、「これまでも大学として陸前高田市への支援に取り組んできたが、地域や世界の結び目になれれば」と述べた。岩手大の岩渕明学長は、「学生や研究者、市民などの交流の場にする上で、市民の皆さまの協力がないと成り立たない」と協力を呼びかけた。

日刊工業新聞2017年4月26日

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明豊
執行役員 DX担当
デジタルメディア局長

改めて大学とは社会に何かの価値を還元する存在であるべき、ということを考えさせられる話。そして大学サバイバルの中で、国立大と私大の連携もさらに進みそう。

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