EV・キックボード・電動3輪…好みの乗り物シェアで周遊、トヨタ系と日産などが実証
みなとみらい周遊をお好みのモビリティーで―。横浜のトヨタ自動車販売店と地元の日産自動車らは地域インフラの活用・整備に取り組む中間支援組織とともに、横浜・みなとみらい地区でシェアリング型移動サービスワンストップ利用拠点「グリーン・マルチモビリティハブステーション」の実証実験を始めた。
電気自動車(EV)のほかシェアサイクル・電動キックボード、さらに歩道を走行できる立ち乗り型の電動3輪車も備え、モバイル決済により24時間サービスを提供する。実証期間は2025年3月23日までの約3カ月間。
実施主体は神奈川県内のトヨタ系ディーラー2社が設立したアットヨコハマ(横浜市神奈川区)、日産、大成建設とパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)を代表法人とする一般社団法人Park Line推進協議会の3者。
同地区を貫くみなとみらい大通り沿いのイベントスペースに利用者が立ち寄れる施設もトレーラーハウスで整備し、日中(9時半―17時半、年末年始除く)は休憩や手荷物預かりに応じる。(横浜)
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日刊工業新聞 2024年12月25日