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現場製造爆薬で発破、戸田建設がトンネル工事に適用した仕組み

戸田建設はトンネル工事現場で製造するバルクエマルジョン爆薬の発破作業への適用を実現した。爆発の危険性がない基材と発泡剤を混合して製造するマヨネーズ状の爆薬で、掘削面(切羽)から離れた位置で爆薬量を10グラム単位で調整して装填できるため、発破作業の安全性向上につながる。新名神高速道路宇治田原トンネル東工事で、良好に岩盤を破砕できることを確認した。

専用の製造・装填機械によって基材と発泡剤をホースで送る。さらにホース先端のノズル内部で撹拌して爆薬を製造、ホース先端から吐出して装填する。

ホースと長いノズルを使い、切羽から離れた場所で安全に装填できる。タッチパネル操作で爆薬量の調整により、爆発の威力の微調整が可能。従来の紙巻き包装の含水爆薬より孔内へ密に装填でき、爆発の威力を効率的に岩盤に伝え、爆薬量を減らせる。

日刊工業新聞 2024年04月23日

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