アクティオがレンタル開始、ラジコン式地拵機の仕様
アクティオ(東京都中央区、小沼直人社長)は、伐採後に残された木の根や枝などを粉砕し、新たな苗を植栽できるように地面を整えるラジコン式地拵(ごしらえ)機(写真)のレンタルを5月1日から始める。最大60度の急勾配を前後左右に走行可能。約100メートル離れた場所からでも遠隔操作でき、作業の安全性確保につなげられる。草や枝、切り株も粉砕し、植栽可能な地面に整える。
これまで木の伐採や運搬作業は機械化が進んでいたものの、その後の植栽に至るまでの工程は機械化が進んでいなかった。加えて、傾斜地での整地作業は人の危険が伴うため、早急な対策が求められていた。
同地拵機は、刈り幅が1460ミリメートルで最高時速が9キロメートル。機体寸法は全長3335ミリ×全幅1660ミリ―1910ミリ×高さ1190ミリメートルで、質量は2355キログラム。
日刊工業新聞 2024年04月23日