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容量1.6倍…FDKがニッケル水素電池、300万個販売へ

容量1.6倍…FDKがニッケル水素電池、300万個販売へ

従来品と比べ容量が約60%向上(HR-AATU)

FDKは停電時の電源バックアップ機器向けのニッケル水素電池「HR―AATU」のサンプル出荷を始めた。材料や構造を見直し、活物質の量を増やすなどの改良により、従来品「HR―AAULTU」と比べ容量が約60%向上した。これまでより長時間のバックアップが可能になるため、利用者の利便性が高まる。セキュリティー機器や計測器、非常灯、医療機器などの電源バックアップ機器向けとしての活用を想定する。価格は個別見積もり。2025年度に300万個の販売を目標とする。

HR―AATUの量産は12月からを予定する。電圧1・2ボルト、容量は1280ミリアンペア時。外径は14・5ミリメートル、高さは50ミリメートル、重さは約28グラム。従来品のHR―AAULTUは容量780ミリアンペア時。

FDKは18年9月にHR―AAULTUの量産を始めた。ニッケル水素電池は高崎工場(群馬県高崎市)で生産している。機器の消費電流の増加やバックアップ時間の長期化により、バックアップ用電池に対する高容量化への需要が高まっており、HR―AATUを開発した。

日刊工業新聞 2024年4月4日

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