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ジャパンマリンが引き渡し、海洋気象観測船「凌風丸」の役割

ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区、灘信之社長)は横浜事業所(横浜市磯子区)で気象庁向けに建造していた海洋気象観測船「凌風丸=写真」を引き渡した。同船は地球規模の気候変動の実態を把握するための海洋観測や、豪雨災害対策の中でも課題になっている線状降水帯の予測精度向上のため、洋上で気象観測・監視を実施する。気候変動に関する最新の知見の提供や防災・減災への貢献が期待される。

日刊工業新聞 2024年3月5日

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