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除草回数58%減…井関農機などが実証した「アイガモロボ」の効果

井関農機は農業・食品産業技術総合研究機構、有機米デザイン(東京都小金井市)、東京農工大学と共同で、水田用抑草ロボット「アイガモロボ=写真」の抑草効果を実証した結果をまとめた。同ロボットを使用した場合、生産者が従来から行う有機栽培と比べて機械による除草回数が平均58%減少し、水稲平均収量が10%増加した効果が得られた。

水稲有機栽培において同ロボットの有用性が検証できたことで、省力的な雑草防除技術としての活用が期待される。

アイガモロボットは、合鴨を用いた除草(アイガモ農法)にヒントを得て有機米デザインが開発。太陽光を動力として水田内を自動走行し、雑草の出芽や生育を抑制する。有機栽培は農薬を使わない安全性で期待される半面、除草作業の人的負担の大きさがコスト面の課題となっている。

日刊工業新聞 2024年01月25日

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