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CO2排出40%削減…高機能バイオ素材で化粧品容器、NECプラットフォームズなど開発

NECプラットフォームズ(東京都千代田区、河村厚男社長)とプラシーズ(東京都台東区、藤田功一社長)は、一般的なプラスチック素材と比べて二酸化炭素(CO2)排出量を約40%削減できる高機能バイオ素材「NeCycle(ニューサイクル)」を用いて、環境に優しく、高級感もある化粧品容器(写真)を開発した。プラシーズが2024年に発売する。

ニューサイクルは木材や稲わらなど非食用の植物資源から抽出される天然高分子「セルロース」を利用して、独自の着色剤などを添加することで製造する。セルロース含有率は約50%で、残り50%も環境調和性の高い安全な成分を使用することで、海洋や土壌といった自然環境の中での長期的な生分解を実現する。

この生分解性に加え、伝統工芸の漆器が持つ特有の漆黒を表現できるニューサイクルの特性にプラシーズが着目。ニューサイクルの開発・製造を担うNECおよびNECプラットフォームズと試作・検証を繰り返し、開発に成功した。

日刊工業新聞 2024年01月09日

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