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ソフトバンクが投入、「折りたためる大画面スマホ」は普及するか

ソフトバンクが投入、「折りたためる大画面スマホ」は普及するか

折り畳みスマホ「モトローラ レーザー 40s」

ソフトバンクは携帯通信サービスのブランド「ソフトバンク」の新商品として、約6・9インチの大型ディスプレーを搭載しながらも折り畳めるスマートフォン「モトローラ レーザー 40s」を12月8日に発売する。折り畳みスマホの日本への浸透を図る観点で、非接触ICカード技術「フェリカ」を採用。4200ミリアンペア時の大容量バッテリーを備えたほか、約6400万画素のメーンカメラを搭載した。価格は消費税込みで12万1680円。

新商品を訴求するモトローラ・モビリティ・ジャパンの松原社長(左)とソフトバンクの郷司本部長

新商品はモトローラ・モビリティ・ジャパン(東京都千代田区)製。第5世代通信(5G)に対応する。ソフトバンクが国内の通信事業者として独占販売する。同社の郷司雅通モバイル事業推進本部長は「折り畳みスマホを一気に市場に普及させたい」とし、モトローラ・モビリティ・ジャパンの松原丈太社長は「皆さまに使っていただきたい端末」と話した。

モトローラ レーザー 40sの大きさは、長さ約171ミリ×幅約74ミリ×厚さ約7・4ミリメートル。折り畳んだ際は、長さ約89ミリ×幅約74ミリ×厚さ約15・8ミリメートル。重さは約189グラム。


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日刊工業新聞 2023年11月24日

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