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掃除機は「コードレススティック」の時代…パナソニックが新機種投入

掃除機は「コードレススティック」の時代…パナソニックが新機種投入

新製品3機種で使用環境ごとのニーズに対応する

パナソニックは掃除機本体からダストボックスを切り離したセパレート型コードレススティック掃除機で、新たに住環境や使用シーンに応じた3機種を11月下旬から順次発売する。長時間運転を特徴としたタイプや、隙間掃除がしやすいタイプなど、細かいニーズに対応したラインアップを展開する。消費税込みの価格は5万5000円前後から8万円前後。3機種合わせて月1万5000台の販売を目指す。

新製品は3機種とも自動ゴミ収集機能を持つ「クリーンドック」を搭載。2024年3月発売の上位機種「MC―NX700K」は1回のフル充電で強モードの場合約10分間(従来品は6―7分間)、ロングモード時では30分以上使用できる。小回りがきく新機能「動くノズル」の搭載で家具の隙間を掃除しやすくした製品なども展開する。

国内マーケティング部の玉置悟一部長は「掃除機はコードレスに需要が移っており、その中でもセパレートタイプが牽引していく」とした。同社によると掃除機の国内市場規模は約800万台で、そのうちコードレススティックタイプが60%程度を占める。


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日刊工業新聞 2023年10月31日

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