ティッシュ・トイレットペーパーの包装デザインにAI評価を使ったら
パッケージを魅力的に―。王子ネピア(東京都中央区、森平高行社長)は今秋刷新のティッシュ、トイレットペーパーなどの包装デザインに、人工知能(AI)デザイン評価システムを採用した。
同システムはプラグ(東京都千代田区)が開発。これを使って刷新後のデザインを従来品と比べた結果、20―50代の女性の好意度が10%向上した。
また、注目箇所を可視化したヒートマップ評価では「ネピア+商品名」と新たに表示した「ネピア環境マーク」が幅広く視認されたことが分かった。
今回の刷新では「上質さ」などのブランドイメージを高めつつ、商品の特徴や品質情報が瞬時に分かるものにした。
【関連記事】 AIソフトで生産コストの削減を支援する注目の企業
日刊工業新聞 2023年10月10日