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常石造船が初受注、最大級「メタノール燃料コンテナ船」の仕様

常石造船(広島県福山市、奥村幸生社長)は、メタノールを燃料とするコンテナ船4隻を受注した。メタノール燃料船はこれまでばら積み船の2船型を受注しており、コンテナ船では初。これにより、メタノール燃料船の累計受注は20隻を超えたと見られる。

受注したコンテナ船は5900TEU(20フィートコンテナ換算=写真)積み型で、同社グループが建造したコンテナ船では最大級となる。

エンジンはメタノールと重油の二元燃料焚きで、主機は三井E&Sの出力3万8400馬力、ボア径80センチメートルエンジンを国内で初めて採用した。補機にも韓国現代重工業製の二元燃料焚きエンジンを採用した。

完成時期や建造する造船所、船主などはあきらかにしていない。

日刊工業新聞 2023年10月05日

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