ニュースイッチ

毒性のアンモニア燃料、船舶間で安全に供給できる装置の工夫とは?

毒性のアンモニア燃料、船舶間で安全に供給できる装置の工夫とは?

船舶間での安全な供給を目指す(アンモニア燃料供給船=イメージ)

日本郵船はTBグローバルテクノロジーズ(東京都中央区)と共同でアンモニア燃料を船舶間で供給する装置を開発する。同社の災害などの緊急時に船舶から供給装置を切り離す緊急離脱システム(ERS)を活用することで、毒性のアンモニアを燃料供給船から他の船舶に供給する際の安全性を高める。完成時期は未定。

開発する装置「バンカリングブーム」は鋼管とスイベルジョイントと呼ばれる関節部、ホースで構成され、耐久性が高く操作が容易。液化天然ガス(LNG)の供給などで実用化されており、アンモニア燃料向けに開発されるのは初めてという。

TBグローバルテクノロジーズは液体貨物を船舶陸上間で供給する装置を開発している。そこで培った流体荷役の経験とERSの技術を生かす。日本郵船はアンモニア燃料供給船の開発に関するデータやLNG燃料供給船で得た知見を提供する。


【関連記事】 製造工程の水素活用を進める愛知の「熱源」企業
日刊工業新聞 2023年08月21日

編集部のおすすめ