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建材メーカーの哲学を宿泊してじっくり体感…堀田カーペットが新ショールーム

建材メーカーの哲学を宿泊してじっくり体感…堀田カーペットが新ショールーム

宿泊型ショールームの完成模型

堀田カーペット(大阪府和泉市、堀田将矢社長)は2024年春にも、自社製カーペットや全国の特色ある建材を体験できる宿泊型ショールームを開設する。こだわりのモノづくりに取り組む各地の中堅・中小メーカーと連携し、生活空間を提案していく。住宅新築や改装を構想中の消費者に、宿泊体験を通じて暮らしを彩る各製品の魅力を感じてもらい、認知され、施工時に選択肢として検討してもらうのが狙いだ。

宿泊型ショールーム「(仮称)カーペットライフベース」は和泉市内に建設し、宿泊用の部屋は90平方メートルの1室。カーペットや建材のほか、住宅設備や家電、食器をはじめとする生活用品まで、一般の流通には乗りにくいが、メーカーの哲学を感じられるような個性ある製品を、そろえて試せるようにする。

規格品を大量生産する大手メーカーと特注品を専門に作る工房との間で、“中量生産”に取り組む中堅・中小メーカーの認知度向上につなげる。こだわりに対する根強いファンがいる一方で新規顧客との接点に欠き、業界慣習である不透明な価格競争の下、取り残される状況。建築の多様性を確保するためにも中量生産のメーカー同士が連携して、消費者に魅力を伝える機会の創出が必須と考えた。

堀田カーペットは、国内で数少ないウィルトン織機で織り上げるカーペットメーカー。建築技術の向上や施工性が良いフローリングの台頭などで住宅向けのカーペット市場は激減。「柔らかい床材」として魅力を訴求し、復権を目指している。


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日刊工業新聞 2023年08月09日

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