エプソンがショールーム刷新、社長が語ったこと
セイコーエプソンは、社会課題の解決に貢献する商品やサービスを紹介するショールーム「エプソンスクエア丸の内」(東京都千代田区)をリニューアルオープンした。同ショールームは、顧客に商品やサービスを体験してもらう目的で19年に開設した。今後は「環境・DX(デジタル変革)・共創」をキーワードに、社会課題解決を図る共創の場として活用する。
新たに「イノベーションエリア」を設置。例えば、乾式の紙を繊維化する「ドライファイバーテクノロジー」を用いた環境負荷低減につながる資源の再利用事例など、エプソンの持つ技術や環境への取り組みなどを紹介する。小川恭範社長は24日開催した内覧会で「顧客・パートナーと共に社会課題の解決を行う拠点として重要な位置付けを担っている」と述べた。
加えて、エプソンは24日に商業・産業向け大判インクジェットプリンターなどを展示する「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」(東京都港区)も新たに開設した。
日刊工業新聞2022年3月25日