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ソニーグループが熊本に画像センサー新工場 約9000億円の設備投資

ソニーグループが熊本に画像センサー新工場 約9000億円の設備投資

熊本県菊陽町の既存の画像センサー工場

ソニーグループが熊本県合志市に取得する約27万平方メートルの土地に画像センサーの新工場を建設することを正式に表明した。取得は年内に完了する。上位機種のスマートフォン用の画像センサー需要は堅調に伸びると予想され、2024―26年度の画像センサー向け設備投資額は21―23年度と同等の約9000億円規模を見込む。現在、世界首位の画像センサー事業を強化し、盤石なものにする。

ソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市)の清水照士社長がオンライン会見で明らかにした。ソニーGは5月に土地取得を表明していたが、用途は明確にしていなかった。清水社長は稼働時期について「今非常に景気が悪いので、世の中の需要や市場の動向をみながら判断をしていきたい」と説明した。

土地の取得金額は非公表。立地は同県菊陽町にある画像センサーを生産する既存の熊本工場や、半導体受託製造大手の台湾積体電路製造(TSMC)が建設中のロジック半導体新工場に近い。

24―26年度の設備投資額について清水社長は「一番のメーンは工場投資だ。研究開発(R&D)の設備投資も継続するし、M&A(合併・買収)も検討するが、(ソニーGの中の)エンターテインメントのような大きな金額のM&Aは考えていない」とした。


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日刊工業新聞 2023年06月26日

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