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増加続く輸入車販売、特に好調だった外国ブランドモデル

増加続く輸入車販売、特に好調だった外国ブランドモデル

アストンマーチン公式サイトより

日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した5月の外国メーカー車の輸入車新規登録台数は、前年同月比8・1%増の1万8689台と8カ月連続で前年を上回った。半導体供給の回復基調が継続。1000万円以上の高価格帯の車種の堅調さに加え、各社の電気自動車(EV)販売が引き続き拡大していることも増加の要因となった。

価格帯別では1000万円以上が購買意欲の継続を背景に9カ月連続の増加となる同46・6%増、400万円以上1000万円未満が10カ月連続の増加となる同17・7%増だった。一方、車両価格の上昇などを背景に400万円未満は同14・3%減だった。

ブランド別ではメルセデス・ベンツが2022年3月以降、15カ月連続の首位となった。外国メーカーブランドでは、全体的にスポーツ多目的車(SUV)モデルが好調に推移。1000万円以上の高級モデルが伸びたアストンマーティンやベントレーなど7ブランドが5月単月としての最高台数を更新した。

車種別ではEVが外国メーカー車の新規ラインアップ投入などを背景に、同2・8倍の1269台と10カ月連続で拡大した。

日刊工業新聞 2023年06月07日

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