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【トップ30一覧】前年比2倍以上が相次いだ4月新車販売、「N―BOX」8カ月連続首位

【トップ30一覧】前年比2倍以上が相次いだ4月新車販売、「N―BOX」8カ月連続首位

N-BOX(ホンダ提供)

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が9日発表した4月の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が8カ月連続で首位となった。前年同月比3・0%減の1万4986台だった。

2位はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」で、同40・8%増の1万4143台と大きく伸ばした。3位はダイハツ工業の軽自動車「タント」が同64・8%増と大幅に増え、トヨタのセダン「カローラ」が4位に後退した。

5位はスズキの軽自動車「スペーシア」が同31・8%増の1万18台、僅差の6位はダイハツの軽自動車「ムーヴ」で同40・7%増の1万10台だった。

6車種が1万台を超え、前年同月から3車種増えた。上位30車種のうち、6車種が同2倍以上伸びており、半導体不足が影響していた前年の反動が出ている。

登録車は上位5車種をトヨタが占めた。2022年8月にフルモデルチェンジしたトヨタの小型ミニバン「シエンタ」が同2・2倍、23年1月に新型車を発売したトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」は、3月にプラグインハイブリッド車(PHV)モデルを加え、同2・4倍とそれぞれ好調を維持した。日産自動車はミニバン「セレナ」が4月の全面改良効果で同2・1倍に増えた。

日刊工業新聞 2023年05月10日

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